石川県立大学 松﨑千秋講師らとの共同研究において、乳酸菌(ロイコ菌M048株)由来の酵素を用い、粘膜ワクチンの効果を高める免疫増強剤(アジュバント)として働く多糖の合成に成功しました。粘膜ワクチンは、様々な病原体の侵入部位である粘膜面において働くため、従来の注射によるワクチン接種と比べ、すぐれた感染防御効果が期待できます。なお、本研究は医薬基盤・健康・栄養研究所ワクチン・アジュバント研究センター、和歌山大学、滋賀大学、東海大学と共同で行われ、研究成果が国際科学雑誌「Gut Microbes」で7月22日にオンライン公開されました。
石川県立大学との共同研究成果が国際科学雑誌「Gut microbes」に掲載
2022.08.18
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